DaVinci Resolve をいじってみる その2

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その1からの続き

いじってみるうちに、結構イケてるんじゃ?という気がしてきたのでその2として気が付いた良さ、やっぱり駄目だと思った部分などを書いてみようと思う。

ここが良い点!

むらまさ
むらまさ

これから使おうと思っていた機能がほぼ入っていたのは良い!

クロマキーできちゃう

よくある合成というやつですな。
ある被写体の背景を一色で塗りつぶしておくと、その色の部分を透明化してくれるので、背景になる映像(静止画でも動画でも)を配置すると、合成してくれるという機能。

Movie Proを買った2010年頃の動画編集ソフトだと一般向けの安価なものには搭載されていなかった機能ですが、今となっては大抵のソフトに標準装備されていて、ついているだろうなーと思って調べたら当然のようにありました。

モーショントラッキングもできちゃう

なにげにモーショントラッキング機能も搭載されていました。
ゲームの動画でキャラクターを追跡させてみたところ、結構いい感じに追跡してくれます。

ちょっとした合成とか、ぼかし処理なんかを追跡させるのには良い感じではないかなと思います。
使うかといえば、個人で動画編集している文にはあまり出番はない機能ですが。

無料で結構なプラグインを導入できる

無料というのは正義だなぁと感じたのは、映像系のエフェクトを導入するためのツールを開発してくれている方がいて、カタログとして表示。
そして、その画面から導入までできてしまうという素晴らしさ。
これがあれば、容易にプラグインを導入して様々な映像効果を楽しめそうです。

例えば、音声波形に合わせてスペアナを表示するとか、MVとかでありがちな効果もこのツールでサクッと導入できてしまいます。

ダッキングもできちゃう

今後作るかもしれないゲーム動画で、ゲームの音を再生しながらナレーターの音声を流したとき、ゲームの音量を声に合わせて落としてやるという操作が必要になります。

最近の動画編集ソフトではその辺は考えられていて対応しているものも増えてきています。

この操作まで簡単にでき、無料でここまでできるとは!とちょっと嬉しくなってきました。

ここがイマイチ

むらまさ
むらまさ

どんなソフトも一長一短はあるよね

操作が直感的ではない

多機能故か、VegasやDAWのように一つの画面で直感的に操作するのではなく、複数の大きく違う画面上で違う役割の作業をやっているような感覚です。

Vegasだと、クロスフェード編集は動画をちょこっと重ねてやれば自動的に処理されますが、Davinciだと2つの動画を並べて間にトランジションを差し込む…という感じです。
この場合、後の方の動画は少しだけ重複して再生されるはずですが、Davinciでは動画自体のタイムラインは動かないので、どうなっているの?と感じてしまいました。

上手いことやってくれているのでしょうか。

Vegasとの違いが主なのかもしれませんが、覚えることが多そうだなと感じました。

動作が重い?

OBSを使用してキャプチャーした動画を扱ってみましたが、編集中のプレビューがとにかく重いです。

これを軽減するためにプロキシファイルを生成するという手法がありますが、私の使用している古いノートPCでは、プロキシファイルを生成すること自体に動画の長さの2倍位時間がかかってしまうため、キャプチャーしてすぐに編集…という流れは難しそうです。

むらまさ
むらまさ

そもそもこのノートで動画編集は無謀という意見もありそうですが、ちょっとしたカット編集であればできてほしいなと思います。

同じファイルをVegasで扱っても重かったので動画のビットレートを考え直した方が良さそうですが、軽くしてもそのまま編集…というわけにはいかなさそうです。

しかし、「無料」は正義!

とはいえ、無料でいろいろできるというのは大きな魅力です。
また、工夫次第で高速化する余地もあるとも思えるため、Davinciへの乗り換えを前提にしばらく使ってみようかと思っています。

むらまさ
むらまさ

こういう多機能なツールを使うこと自体が楽しかったりします。

新しい発見があればまた記事にしていきたいと思います!

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