上カバーひび割れのThinkpadを修理に出してみた

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メルカリで購入したThinkpad

先日、メルカリでThinkpad L13 Gen2を購入しました。
メインのデスクトップ以外でリビングやちょっとした外出先でもゲームや開発ツールを起動したいと思い、内蔵GPUでもそこそこ使えるようになったIris Xe搭載の初代である11世代Coreで探してみたところ、手頃なものが見つかったので思い切って購入してみました。

CPUは11世代 Core i7、メモリは16GBでSSDは512GBという構成。
ちょっと容量が心許ないがSSDはM.2.だろうから後で差替えればよいし、Thinkpadなので会社で使っているものと同じ感覚で使えるのもポイントでした。
メモリはこの手のモバイルPCはオンボードで固定されているのが多いので必要十分なサイズのものを選択しました。
より上位モデルの方はメモリスロットもあるようですが、こちらはThinkpadとはいえ廉価機なので、その辺は割り切りが必要でしょう。
この機種、探すとケースに割れがあるものが結構出回っていて、その中でも比較的きれいな個体が3万円代後半だったので、最近話題になっていたN100搭載の新品よりも安いというところで、購入してみました。

届いてみると商品写真の通りきれいな個体であり、バッテリーの利用サイクルもまだ50回程度、残量は95%以上という結構よい個体でした。
問題なくWindows11へのアップデートも完了でき、Intel純正のグラフィックドライバを導入することもできました。

購入当初、Unreal Engineやフォートナイトが30fpsもでず、Iris Xeは遅い…
Parsecのクライアントとしてしか使えないのかと思っていたら、電源オプションが省電力になっていたのでフルパワーが出ていなかっただけで、電源オプションをパフォーマンスに設定すると「フォートナイト」は60fpsで動作してくれたり、Unreal Engineのエディタも規模によるだろうが画質落とせば普通に動いてくれています。

要するに結構お気に入りでよい買い物したなぁと思っています。

わかっていたが…

商品説明通りなのでわかってはいましたが、パームレスト手前の割れは手をのせたり、本体を片手で持ったりしてちょっと力がかかると僅かだが傷口が開いたような動きになります。

接着剤でつけてしまおうかとも思いましたが、見かけが悪くなるので外装パーツだけ売っていないかと探してもなかなか良いものは見当たりませんでした。
AliExpressに該当品がありそうでしたが、貼ってあるシールはAMDのCPUのものだったりして、さっと交換できるものでもなかったのです。

メーカー純正の診断ツールを試したところ…

ドライバの最新版を入手するなどの目的でLenovoの診断ユーティリティーを導入してみたところ、個体識別番号での判定では、なんとまだ保証期間内でした。
5か月ほどではありますが、ちょっと得した気分。
そこで、このパームレストの割れを無償修理できるかサポートに確認してみると、以下のような回答でした。

  • この個体は保証期間内なので、原則として無償修理が可能
  • 送付後、状態などをエンジニアが確認し、有償修理の場合には見積の連絡を行う
  • 連絡時に、見積依頼をすると以後は費用が発生し、ここで断れば修理なしで無償で返却する

おぉ、ちょっと使えない期間が出てしまうがまぁいいだろう。
ということで、以下に経緯を記載してみようと思いました。

修理の経緯

修理の経緯は、修理状況のWebサイトで詳細に確認できるので、安心感がありました。
時期的に繁忙期にあたるのか、修理には1週間ほど必要になるとのことでした。

日付内容
2024/8/15メールによる問い合わせを開始。
詳細を記載するようメールが返信される。
メールには、筐体の破損等は保証の対象外と記載されていて若干不安を覚える。
これは、内部回路の破損時に明らかな落下品などの区別のためだろうと思うのだが、念のためにメール返信で確認したいと思った。
2024/8/16メールに記載の内容の確認を行いつつ、必要事項を記載して返信。
すると、内容確認には特に返答なしで修理依頼完了のメールが返信される。
確認には今回のような筐体破損が無償修理対象となるのか?などの内容を含んでいたのだが、まぁいいやと先に進めることにした。
2024/8/19佐川急便が受け取りにやってきた。
なお、この日付は土日を挟んでいたので月曜を指定したため。
こちらが提示した第一希望日での対応であった。
案内によれば希望すれば最速で翌日対応もしてくれるようだ。
以後、サポートで見られる専用Webサイトのステータス表示の日付
2024/8/20リペアセンターに到着
2024/8/21エンジニアがアサインされ診断・修理を開始しした。
完了予定日は2024/8/27になるとのこと。なお、予定日はリペアセンター到着時点から表示されている。エンジニアのアサインもできていない時点で表示されており、おそらく余裕を持った日付設定になっているではないかと。
2024/8/21修理完了
2024/8/22無事に到着

という事で、到着から修理完了までの期間はかなり早く行われました。
なお、無償修理だったためか今回は特に見積もりなどの進行を確認する連絡はありませんでした。

知人からThinkpadはLenovoになってから質が落ちたという声も聴きましたが、自分の受けたサポートに関しては比較的丁寧に対応してくれていたと感じます。

そして、プレミアムサポートがちゃんと有効に機能してくれたので、手のひらに触れるちょっとした引っ掛かりやこれからヒビが大きくなったらどうしようという心配もなくなり快適に使えるようになりました。
もし、私と同じような商品を購入された方がいましたら、Lenovoのユーティリティを導入して保証状態を確認してみることをお勧めします。

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