YLOD自力修理そして失敗。。からの復活

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先日、PS3が再度故障したので、自力修理を決意。
こりゃあ、少なくとも数ヶ月単位で、再修理を繰り返すことになるぞということで、トルクスドライバー、ヒートガン、フラックス、シリコングリスの三種の神器を購入することを決意し、早速挑戦してみた。


まず、トルクスドライバーだが、このためだけに700円もする品を買う気にもならず、ダイソーで売っているという噂もあったものの、近所のダイソーでは扱っておらず、どうするか。。と思っていたところ、T10のトルクスに合うドライバーのビットがあったので、そっちを購入。無事に使うことができた。
他の道具類はすべてアマゾンで購入。オークションよりも2~300円くらい高いが、振り込み手数料とかリスク考えるとアマゾンのほうがいいかなということで。


分解してみると、いろいろと難儀な点があったりした。
・電源ユニットは思ったよりもしっかりついていて、ねじを取りこぼしているかと思うくらい。最終的にはずれてくれたので引っこ抜いたが。
・メインボードはシリコングリスが固まっているのでヒートシンクからなかなか離れてくれない。
このときもねじ残っている?と思い調べたもののまったく見当たらず、引っ張っているうちに外れてくれたけど、後から調べてみるとヒートガンで軽く暖めてやると簡単に外れるとのこと。


という点がちょっとあせったが、まぁどうにか分解はできた。

ちょっと驚いたのはシリコングリスの大量さで、たぶん修理代行業者がどっぷりとシリコングリスを使ってくれたのでしょう。かなりはみ出していました。
こいつをティッシュペーパーを駆使してふき取ったものの、ICの下まで回ってしまい、ううむぅ。。。と思ったもののまぁいいかということでそのままちょっと乾燥。
フラックスをちょいちょいと刷毛で塗ってからヒートガンで暖め開始。
四辺を一箇所30秒くらい、なので1チップ2分くらい加熱して大体4分くらいやったと思う。
その後、1時間くらい放置してから組み上げ、電源を指してみたところ。。。

まったく電源が入らない!
いや、電源ランプさえ点灯しなくなってしまった。

文鎮・・・・

IS01の世界ではまったく動かなくなった個体をこう呼んでいたが、わがPS3もそうなってしまったのか。。


とりあえず売るかこれ。。と考え1週間ほど放置。


さすがに、購入したヒートガンなどの価格を考えるとダメージがでかいなぁ。。と思っていたのだが、購入したオプションとかソフトとかはうっぱらって、新品を買うかなどとも考えていた時期もあった。
でもまぁ駄目元ってことで、再度分解→組み立てをしてメインボードと電源ユニットだけを接続した状態で電源ONしてみると、メイン電源のランプが点灯するではないですか!
なんか、パーツの圧迫とかが原因だったのかな?と思い、無線LAN(多分BlueToothも)ユニットを接続して電源を入れると、今度はランプは点かない。
どうやら、無線ユニットに問題があるようだった。
フラットケーブルを外すと、電源がつき、挿すと電源が点かないという状況。
接触不良かと思いいろいろといているが、どうも刺さり方が中途半端な気がする。
コネクタの高さに対して刺さっている高さが少ないのだ。
では、エイヤとばかりにちょっとだけ強めに差し込むと、今度は以前よりも3mmほど深く刺さった。
固定レバーを操作して、裏の電源を入れると。。電源ランプが点いた!
やった!
改めてBDドライブを接続してHDMIケーブルと電源ケーブルを挿してスイッチON→電源ランプ点灯!
前側スイッチをONで無事に起動。YLODも治っていた。まぁこっちはいつまで持つかわからんけど。
分解のコツはつかんだので、ものの数分で解体できるようになっているので、消耗品(シリコングリス)だけ入手すれば結構いけるかなと。まぁこんな修理していたらいつかは再起不能になるだろうけど。

さて、これでDualShockかBDリモコンを入手する気分になってきたぞ。
TORNEはとりあえず要らんが。

PS Vitaも視野に入ってきた。
しかし、慌てて売ったり買ったりしなくて良かった。。。

コメント

  1. 通りすがり より:

    ありがとうございます!
    貴重な情報でした。

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