ダークタワーシリーズの第一巻。
前書きにも記載されていますが、若き日のキングはこういう言い回しを好んで使っていたんだろうなぁというようなちょっと日本人にはなじみにくい言い回しなどがたくさん出てきて、正直言って結構読みづらいです。
速読って程じゃないですが、読むのは早いほうの私でも時間がかかってしまいました。
でも、2巻目以後はだいぶ読みやすくなっていて速度は倍くらいになっていったので、キング作品の集大成といわれるこのシリーズを読む人はここで挫折しないようにがんばる必要がありそうです。
ストーリーは、黒衣の男を追うガンスリンガー・ローランドが暗黒の塔を目指すたびの途中で黒衣の男に追いつき、対決するまでを描いています。
旅の途中で一緒になる少年ジェイク(息子のような気持ちをもってしまう。)との旅と別れ、若き日のローランドが師匠を打ち倒すシーンなど、印象的なところは多くあります。
キング版「ロード・オブ・ザ・リング」のこの作品、先はまだまだ長いですが楽しみです。
ダークタワーI ガンスリンガー
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