なんとか、完成!
ゲームのキャラメイク設定から生まれた深雪の戦い、いかがでしたでしょうか?
こんな辺境のブログの正体不明の小説を読んでくれた方には、感謝しかありません。
今回、私がこのような小説を書くことができたのは、生成AIによるところが大きいと思います。
世界観の設定やキャラの設定など、何度も会話しながら一つ一つ詰めていき、その設定をもとに大まかな流れを指定すると、びっくりするような文章ができてくれるのは感動以外の何物でもありません。
作者である私自身が、一読者として一番楽しめていると思います。
何といっても、自分で読みたいと思ったストーリーを読者として読めるのですから。
もちろん、大規模の文章を生成AIで整合を取りながら作成するのは結構難しいです。
ここでは、ちょっとだけ工夫した部分を書いておきます。
私自身手探り状態ですが、生成AIで小説を書こうとしている方のちょっとした参考になればと思います。
- 世界観を先に作っておく
世界観を先に作っておくと、その世界で活躍するキャラ作成に役立つと思います。
複数のキャラクターを作っても設定が破綻しにくくなります。生成AIはこのような作業はかなり得意だと思いました。 - キャラ設定は、個別に作りこむ。
世界観に加え、それまでの作ったキャラなどとの整合を確保するため、関係するキャラの情報を付与し、整合性を維持します。 - ストーリーを作る際にも丸投げせず、「こういう展開と見せ場を作りたい」とできるだけ細かく指示を出します。
これにより、自分が読みたい物語を作ってくれやすくなります。 - 生成AIで出来上がってくるストーリーは概ねよくできていますが、細かい点がイメージと違ったり、設定から外れていると思う部分があります。
ここまでAIで補正すると時々全然違う文章などに変化することがあるので、最後の仕上げは「自分」でやるほうが満足なものができると思います。 - 可能であれば、出来上がった文章を再度AIでチェックします(物語を作ったものではなく、別の検証用スレッドを作った方が先入観なくチェックしてくれるのでおすすめです)。
AI生成、修正を含めてチェックし問題点などを指摘してくれます。
この工程のフィードバックもできれば自分でやった方が良いです。無料だとこのあたりですぐに上限になるという事が起き始めるので、作業効率がめちゃ低下しますが根気よく頑張ってください。
だいたいこんな感じでしょうか。
私は無料版を利用しているので、高機能なAIは時間制限があり、なかなか作業効率が上がりませんでした。まぁ、その待たされ時間も読者である私の楽しみでもありましたがw
ストーリーの補足
とはいえ、私とAIはわかっているいろいろな背景(描かれていない部分も随分細かく妄想しています)があり、それを知っている読者としての私は大いに楽しめた本作ですが、後から読み返すとちょっと説明不足だったかな?と思う部分がありましたので、ここで補足させていただきます。
蒼眼の巨獣が深雪ではなくカムツマギを狙った理由
これは、蒼眼の巨獣の最も恐ろしい部分として描いていますが、ストーリーのスピードを考慮した結果、かなりカットしています。
巨獣の考えはこうでした。
- 最初の螺旋殲滅を回避された(巨獣の考え通り偶然でした)際、巨獣の脳裏に一瞬浮かんだのは「敗北のビジョン」でした。
20年もの間、常に殺戮を繰り返し勝利し続けてきた巨獣ですが、この時ほんの僅か「敗北」をイメージしてしまいます。これが、一瞬見えた狼狽の正体です。 - この後、このイメージをスイッチすることに成功する巨獣ですが、この後彼は「撤退」を想定して動くようになります。
巨獣にはこれ以上、このハンターに付き合うリスクに見合うメリットはないわけです。
高い戦闘力を過信しない、恐ろしく合理主義なモンスターです。 - 巨獣は深雪のトラップにも気付いています。
「人は勝利の確信を持った時に最も大きな隙が生じる」ことを知っているのです。
トラップを知ったうえで自身の「盤面」をも作り出しています。
この意味では、頭脳戦では残念ながら巨獣の勝利であったといえるかもしれません。 - 必殺の螺旋殲滅を深雪にではなくカムツマギに放つのはこのためです。
巨獣は「過去の勝利体験」からハンターが他の人間よりも、身を挺して人を守ることがある可能性が高いことを知っています。このことを踏まえ- 深雪が身を挺して守る
二人とも殺せる。巨獣にとってラッキーなパターン - 深雪が見捨てる
気づいたカムツマギを見殺しにし、動揺した隙に自分は逃走。
若干の不満は残るが、巨獣にとって及第点の結末
- 深雪が身を挺して守る
という残酷な「択」を深雪に押し付けるという戦略です。
この目論見は巨獣の想定外であった深雪のチートパワーで脆くも崩れ去るのですが、深雪もこれを感じていたためそれ以上の追跡が「できなかった」のが真相です。
追えばその先にある巨獣の張り巡らせた「罠」のリスクが高すぎます。
カムツマギの解釈とは裏腹に、「負けに近い引き分け」がこの勝負の結果でした。
今後について
読者として楽しめたので、「静雪の射手」シリーズでもう少し続けてみようかなと思っています。
いくつかアイデアはあるのですが、AIの記憶容量などの問題なかなか難しく、複雑な設定をどうやって処理するかいろいろと試行錯誤中です。
次回は記録から離れて深雪の日常なども描き、本作に出演できなかったオトモたちを登場させたいと思っています。(登場人物が増えすぎる。。。)
意外と早くできるのかもしれませんし、結構時間がかかるのかもしれません。
また、直近としては、深雪のイメージを固めた設定情報を公開しようと思っています。
文章でイメージするのが小説としては王道なのですが、キャラメイクの過程で作ったイメージイラストもなかなかお気に入りで、せっかくなので公開したいと思います。

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