iPhone4の価格を見て思ったこと

この記事は約4分で読めます。
とうとうiPhone4の価格が発表されました。正直言って、思っていたよりも低価格で攻めてきたなぁという感じです。
特に、スーパーボーナスを使って24ヶ月契約をした場合の金額は16GBモデルでは本体実質0円を達成しています。
これって、昔のケータイと同じような感覚の金額ですよね。
昔(といっても数年前)までのモデルでは本体価格を捨て値で売って、その他の料金プランでお安くするというのが当たり前のように行われていました。
当時、携帯電話は機種変でも0円とか普通にあったし。
それがなくなってバリュープランなどで、月額を安くして本体ではきちんとコストを回収しましょうというのが今のスタイルですが、iPhoneとかAndroidなんていうモデルではパケット定額が事実上標準になるので月額利用料は数千円になるわけです。
これならば、ある程度補助金払ってでもこっちでやってもらえれば十分にビジネスになるんでしょうねぇ。
そこでソフトバンクが考えたのが今の料金体系なのでしょう。
iPhoneという製品の完成度の高さがあればこそのプランかもしれません。
で、docomoにもこれに見習ってもらいたいものだなと思います。
なんでって、よくよく計算してみると、Xperia他ドコモスマートフォンは料金体系にまったく魅力がないからなのです。
2台目をスマートフォンにしようと思ったとしても、実はドコモ音声・メール専用+iPhoneの方がXperia1台持ちよりも月額料金が安いのです。
こりゃあ、まったくいいところなしなので、正直iPhoneの実機を触ってみてよさそうならAndroidやドコモの発展をまちつつ、iPhone使ってようかなとかなり考えてしまいました。
ドコモはこういう風になってほしいなと(中の事情をまったく考慮していません。しかし、今の料金体系は回線品質やエリアを考慮しても魅力が低いと思ってしまいます。)
いくらなんでも、TCO考えたときに月額2000円違ったら大きい。
さらに、端末代も頭金とかで差がつくのでXperiaなんて最大で3万円くらい違うんじゃないだろうか?
そして、得られるサービスなんかはそんなに変わらんとかだと魅力なさ過ぎなんですよねぇ。
・まず、AT&Tのように常識的な範囲では2000円台でパケホーダイが使えるようにしてもらいたい
 or スマートフォンでも4410円上限に。
 →ごく一部のパケット消費量が多い人たちが、全体の半分を使っているというのが事実なら、そうしたほうがいいでしょう。そういう一部の利用者は、今よりも高いコストを支払ってもいいのではないかと思います。
・端末購入サポートをもう少し手厚くしてもらいたい。
 →Xperiaを例にすると24ヶ月あたりの補助って1000円に満たない。ところがiPhoneは2000円近く。その上パケット上限まで1500円も違っているので、月額の差額が2000円にもなってしまうのですねぇ。
・SP-Modeはがっかりするようなものでないこと
 期待しているのはmoperauのメールなしプラン+i-modeメール、プッシュ着信、Imoniと同様のものがi-modeと同じ315円で提供されること。
これが、別途月額515円とかだとズコーってなる。
これだけ条件がそろって初めてiPhoneと互角に戦えると思うんだよなぁ。
正直、せっかく端末そろえてもサービスで殿様商売しているから、やっぱり戦えない。
本当なら、明日の予約に乗ってしまいたいと思いつつ、上記が今年のXPERIAアップデートとか、Galaxy投入とか、噂されるFelica搭載Androidのタイミングで始まっちゃったら、大後悔しそうなので思いとどまりました。
でも、ホントそろそろお客さんのほう向いて商売してもらいたいよなぁ。
iコンシェルとか加入数が増えたとかやっているけど、ケータイ買ったときに安くなるから加入しているだけですから!
あれを本当に活用できているユーザーってかなり少ないと思うよ?
コンテンツプロバイダは顧客の情報を収集できるからいいんだろうけど。
なので、とっととAndroidに移植してもう少し使い勝手のいいものにしちゃってください。
広告付きでもいいから無償にしてしまえば、パケホーダイやっているやつらは使うと思うので。
そんくらいやらんとドコモを選ぶ価値ってだいぶ減っていると感じましたねぇ。
らくらくホン売れてて余裕ぶっこいているかもしれないけど、若年向けに種まいとかないと、十年後痛い目見ると思うよ~。

コメント

タイトルとURLをコピーしました